ある教会員の手記

2450年 10の月28日目。...................

北の大地、ミルデール大森林に、突如巨大な大木が現れる。
急速に成長するその木の元へ向かった調査団が、最初のエインフェリアに遭遇する。
後にファーストと呼ばれるその化け物は、一見すると巨大な大蛇のような外見で、しかし斬っても焼いても死なず、調査団は手を焼いたという。
同日、同場所で、後にセカンドと呼ばれるエインフェリアが、法王院に捕獲された。


2451年 1の月7日目。..................

各地から多くのエインフェリアの出現、被害の報告が集まり始める。
形状は一定ではなく、ただ、通常の攻撃では殺せない事だけは共通していたという。


2451年 同月21日目。.................

ミルデール大森林にもっとも近い村が、ユグドラシルと名づけられた大木の、根と思しき物によって被害を受ける。


2451年 同月31日目。.................

上記村より連絡が途絶える。調査団が向かった先で、正体不明の霧状の物質が根より漏れ出していることが発覚。
同日内に、帝都研究院より、霧による強力な腐敗促進毒物の報告有り。
根より半径2キロが立ち入り禁止区域とされる。


2451年 2の月9日目。.................

根の急速な成長が確認される。


2452年 9の月1日。.................

エインフェリアの数は増え続け、教会兵の力だけでは追いつくのも限界だ。
そして、エインたちは少しずつ巨大化し、その力を増していく。

私はこのままでは埒が明かないと考える。
何か、別の物の力が必要なのだ。
この事態を打破するためには、ヒトの力だけでは足りない。

このまま、人々が囁く「世界の終焉(ラグナレク)」がやってくるというのか?
本当に手は無いのか……?