魔法


魔法とは

魔法力を消費してエレメント(属性)を操る力。

一般的に魔力・魔法力と呼ばれるものを消費して、不思議の現象を起こすものを総じて魔法と呼ぶ。
スペル(呪文)や印(魔方陣、魔法文字)を必要とする物もある。

魔法には主に、
・精霊魔法(のちに古代魔法と呼ばれるようになる)
・近代魔法
の2種があり、
前者は主に精霊と呼ばれる者たちの力を借りることによって、
後者は己の魔法力を直接利用して魔法を使用する。

(通常、人族を始め多くの者は、魔法力を魔法として体外に現すことを直接は行えず、その際『宝珠』と呼ばれる特殊な水晶を媒介にする。
精霊族・魔族・一部の妖族なの魔法種族は、宝珠と類似した構造の何かを、予め身体の構成として内包しているものと思われる。)

少数種族にはさらに細かい色々な魔法が存在するが、それらは割愛する。

精霊魔法

精霊族、魔族が操る魔法。

自然の力・精霊の力を利用し、必ず属性が存在する。
「場」の属性に威力を左右され、使用できる能力は術者の本質に依存する。
(Ex.火の本質を持つものは火系以外の精霊魔法を扱えない。)
(Ex.火場の強い火山地帯では火魔法が強化され、他魔法は弱化する。)

制約が多い代わりに、精霊を呼び出す高位大魔法になると絶大な威力を発揮する。その威力は、近代魔法師が100人で攻める城壁も、ひとりの精霊魔導師が精霊を呼び出せば一晩で堕ちるとされるほど。
また、術者のイメージにより発現形が柔軟に変化するのも精霊魔法の特徴。
(高位魔導師になると属性の制約内でなら様々な魔法を編み出せる。)


近代魔法

あらゆる種族が扱えるように、研究開発された近代の魔法。

全ての種族が潜在的に体内に持つとされる魔法力を利用して、魔法の形へと昇華する技術。
精霊魔法の属性わけにのっとった5属性だけでなく、酸・金属・爆発などの、一人の精霊魔法では行えない複雑な現象も、個人で執り行うマニュアルとして完成している。

近代魔法のスペルや陣は固定され決められたものであり、術式と呼ばれる。発動内容も当然限定され、個人の魔法力の差で威力が変わる以外に変化は少ない。


>宝珠(ほうじゅ)
人族や獣族など、魔法種族とは違い本来は魔法力を扱えない者達が、近代魔法を操る際に媒介とする水晶球。
これは魔法力を伝道しやすい水晶に、結界術師が魔法発動を補助する陣を内包させたもので、一つ一つが高価な人工物である。
宝珠はそれぞれに扱う魔法の系統が大まかに決められており、宝珠を媒介に魔法を行う者は、扱いたい魔法によってそれらを使い分ける必要がある。

>精霊族や魔族が扱う近代魔法
生まれつき属性制限を受けている上記2種族は、近代魔法においてもその影響を受けている。(炎の属性を持つものは、たとえ水の宝珠を用いても、水魔法は扱えない)
しかし、「無属性簡易結界」や「魔法障壁」などは本来精霊魔法には概念が存在しなかったため、近代魔法の一部を2種族も初級の魔法として習得する事が多くなった。
(他にも、解術魔法や、精霊を介した『伝言』なども、近代魔法の発想を元にして精霊魔法にも技術として応用されたものである。(元々それに近い漠然とした使用法はあったものの、魔法として分類されてはいなかった))


属性

そのものの本質。
向性「光、無、闇」。
上位属性「炎、水、風、土、念」
下位属性「炎、熱、水、氷、風、雷、土、植物、念」が存在する。
向性は種族に、上位・下位属性は個々に持つ。
(Ex.イーザ(精霊族)→(光--水--氷))
属性、と言われて指すのは主に上位か下位属性。

それぞれの強弱関係は、
火<水<風<土<火 となり、念は独立する。
同属性は、攻撃対象の場合は吸収無効化の関係にあり、場が同属性の場合は強化される。何であっても、本質の属性を変える事は出来ない。


精霊魔法の種類

・攻撃系魔法
対象にダメージを与える事が主体。
威力、使用が術者魔法力と、対象の属性に左右される。

・防御系魔法
身を守ることが主体。精霊魔法の場合属性に見合った防御壁を作る場合が多い。
(炎の壁、氷の壁、土の壁など)
威力は属性に左右される上、属性によってはあまり意味を成さない。
そのため魔法訓練を受ける場合、防御用に近代魔法の障壁魔法を習得する。

※属性によって扱いやすい魔法の傾向がある。
>攻撃タイプ
炎・水・雷
>防御タイプ

>攻守バランスタイプ
熱・氷・風
>攻守は低いが、付加効果が多いタイプ
植物・念

他の魔法の種類

・対象系非攻撃魔法
特定の対象を術者の意図の通りに操る(操作)、対象に言葉を運ばせる(伝言)など、多様な無属性魔法。
元々、魔法種族達は魔法としてではない、一種の魔法力の手段のひとつとして扱っていたが、近代魔法において『魔法』として定義された際に、精霊魔法にも応用された。
精霊魔法では精霊や己の魔法力を使った色々な雑多な技術、近代魔法では無属性攻撃系魔法の一種として扱われている。
威力、持続力など術者の魔法力に左右される。

・継承魔法
代々受け継がれるもの。受け継いだ者にのみ使えるもので、能力はさまざま。
※代表的なもので、フォルテ家の「夢渡り」、占い姫の「予見」など。